平安の昔から「鮭のまち」として知られる越後村上。
お米が不作の年には
鮭に命を救われたこともありました。
そんな村上の人々は鮭に感謝し、
頭から尻尾、内臓にいたるまで少しも無駄にすることなく
おいしくいただこうと
たくさんの調理法を開発してきました。
その数、実に100種類に上ると言われています。
今回ご紹介する「鮭の焼漬」もそのひとつ。
元々は保存食として各家庭で作られていたもので、
その作り方は
生鮭を白焼きにし、熱々をだし醤油に漬け込む
という至ってシンプルなもの。
それだけにこの「だし醤油」の味がポイントとなります。
【うおや】では秘伝の特製醤油を使用、
しょっぱすぎずほどよい塩加減と旨みのある
仕上がりになっています。
焼き魚でありながら煮魚のようなしっとりとした食感。
しかも冷えても固くなりません。
素材はもちろん日本海産・旬の秋鮭ですから
身は厚く、程よい脂がのってます。
食べ応えも満点です!
一度焼いているのでそのままでも
お召し上がりになれてとても手軽。
また、軽く温めれば焼きたての香ばしさがよみがえります。
ご飯のおかずにもお酒のお供にもぴったり!
お弁当のおかずにもいいですね(^^)
またちょっとしたアレンジで
さらにおいしさが広がります♪
◎レモンや谷中生姜(葉生姜)を添えてさっぱりと
◎とろろをかけて醤油はらこをトッピング♪
◎ほぐしておにぎりの具に
シンプルな中にも伝統息づく故郷の味。
ふと思い出してはまた食べたくなる逸品です。
越後村上郷土の逸品 ご家族皆さまでどうぞ!